論文内の図を拡大したときに，ベクタ形式の図が貼ってあるときは拡大しても図内の文字や線がぼやけなくて美しい．
今までいろいろ試してみたけど，これが楽かな？という手順に行きついたので忘れないうちにメモ．
（もっといい方法を教えてほしい．）
下の図は，同じ画像を.pdfで張り付けた例と，画像として張り付けて作成した文書のスクリーンショット．
きれいに張り付けられなかった場合は右の例のように拡大するとぼやけてしまう．
図の作成方法：
１．PowerPointで図を作成して，PDFファイルとして出力．このとき，余白ができているので削除する必要がある．
２．brissを使って余白の除去．brissはPDFをトリミング可能なフリーソフト．
領域をドラッグで自由に設定して，Action→Crop PDFで切り抜き．
図の貼り付け：
以下をTexソースに書く．
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx} %パッケージの宣言
\begin{figure}[tb]
\begin{center}
\includegraphics[width=1.0\linewidth]{path/to/figure.pdf} %幅の倍率で設定すると調整しやすい．
\caption{キャプション}
\label{ラベル}
\end{center}
\end{figure}
おわり．
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これまで試していた別の方法（もうやらない）：
１．EPSファイルの貼り付け
仮想EPSプリンタを作成しておいて，パワポからEPSファイルを作っていたけど，
手順がややこしいうえに変な位置に画像が挿入されることがあった．（未だに原因がわからない．．．）
ベクタ化されるので，拡大しても文字や線はきれい．
２．PNGなど画像としての貼り付け
写真部分だけでなく，図内の文字や線まですべてがラスタ化されるので，
PDFを拡大表示するとぼやけてしまう．
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